こども・お母さん天国 スペイン♪

スペイン・バルセロナで見てしまった!
 
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乗車率120%の帰宅ラッシュのメトロ内の出来事です。
子どもをベビーカーに乗せたお母さんが、ベビーカーをたたまずに丸ごと電車に乗り込もうと入口に向かって行きました。

日本人の私は「あー、この混み具合でベビーカーたたまずに乗るのはさすがに無理なんじゃないかなー」と思ったのですが、彼女とベビーカーが一歩中に入った瞬間、ギューギュ詰めの人々があっという間にパカッと2つに割れて車内に道ができ、そのままスルッとベビーカー設置エリアまで吸い込まれて行きました。しかも、同じ車両内にそういったベビーカーが2台あって、内、1人の子どもは混んだ車内が嫌で泣いているような状況でも、不満そうな顔をする人なんて誰もいません。お母さんも周りの人に気後れしている様子はなくて堂々と乗っています。

ちなみに、バルセロナ在住の出産直前の友達、かすみちゃんに聞いたところ、税金が20%台のためその分社会保障が充実しているので、出産費用(健診代含む、水中出産でも)、すべての世代の医療費は全部無料。バルセロナでまとまって生活してみて感じたことですが、みんな知らない人にも親切にすることが当たり前。私のような観光客にも程よい距離感で普通に親切。街が居心地良く、人間らしい温かな優しさが溢れていて嬉しかったです。

バルセロナで暮らす、かすみちゃんと娘のりんかちゃん。出産がんばってね!

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日本の都市で、混んだ時間帯の公共交通にベビーカーを持ち込むことの是非が時々話題になっていますが、混んでいるから無理という理由はスペインでは思いつく人もいなさそう。。。スペイン屈指の都会のバルセロナでも乗車率120%のメトロにベビーカーが乗り込めるようにみんなが手助けする風景にカルチャーショックを受けました。

後日、私の好きな料理研究家でお子さんのいる内田真美さんの台湾旅行の記事を見てほっこり。この夏訪れたスペインとスイスで、ここは「こども&お母さん天国」だなぁ。と思ったけど、日本のお隣の国もそうらしい。

こどもとお母さんに優しい場所は、外国人観光客の私にも優しくて居心地良かったです。日本も「天国」の気持ち思い出そー♪  

内田真美さんの記事を読みたい方はこちらのリンクをクリック⬇︎

http://www.kurasukoto.com/magazine/special-issue/10094/

 

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