からだ想いのお弁当の会・秋のレシピ
朝晩涼しくなり、過ごしやすくなりました。
いよいよ食欲の秋がやってきます!
新米や秋ならではの食材も豊富に出回るようになり、お弁当づくりには絶好の季節!ということで、月に一度のお楽しみ。9月の養生ごはん教室では薬膳の考え方をもとにした、秋におすすめのお弁当レシピを習いました。
秋ならではの食材を豊富に使い、簡単に作れて冷めてもおいしい、作り置きのできるメニューはお弁当以外に日々の常備菜としても役立ちそうです。
【メニュー】
◎鮭のすだち漬け焼き
◎きなこ蓮根(辛子蓮根のように蓮根の穴にきなこペーストが詰まっています)
◎小松菜と菊花の浅漬け
◎豆腐と松の実の塩そぼろ
◎黒米入り胚芽ごはん
◎南瓜の茶巾
◎菊花と緑茶のブレンド茶
いつも先生が持ってきてくださるテーブルクロスがかわいいです。今月からクロスの色が秋色に。
蓮根の穴にきなこペーストをギュギュッと詰めたり、南瓜を茶巾にしぼったりする作業が楽しかったです。
先生が紹介してくださる調味料がこれまたおいしいんです。今月は愛知県豊田市・足助のしろたまり。コクのある白醤油です。今日偶然立ち寄った自然食品屋さんで見つけて大喜び!即購入しました。
この教室に参加していつも感じることは、旬の食材をその時に適した調理法でいただくと、シンプルにおいしくて、身体にもスーッとしみこむように入っていくなぁということです。人間の身体も自然の巡りにまかせると心地よく過ごせますね。
◎今回の教室で学んだ、健康と薬膳の知識メモ◎
【夏の疲れを残さずに、秋の乾燥対策のポイント】
①身体を潤す食材をとる(乾燥対策):秋は空気が乾燥し始め、咳やのどの痛みなどの呼吸器系トラブルや便秘などになりやすい季節。「肺」や身体を潤す食材を取り入れることが大切。
<おすすめ食材> 蓮根、松の実、白ごま、白きくらげ、百合根、長芋、卵、梨、いちじくなど。白っぽいものが多く、秋のテーマカラーは白。
②「気」を補う食材をとる(夏の疲れを残さずに):暑い夏の後には中医学では「気」が不足していると考えられており、気を補う食材をとるのがおすすめ。
<おすすめ食材> 米、とうもろこし、長芋、さつま芋、南瓜、干し椎茸、栗、大豆、鶏肉、鮭、蜂蜜など。消化にいいものが多い。